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  • taihukai2004

締めの会 ご報告





締めの会 12月29日 德本能舞台

にて行いました。

ご報告です。


毎年 泰鳳会は

謡初め会 を歳初めの儀式として

させて頂いておりましたが


泰鳳会の方々のご都合にて

年の瀬の多忙な中

本年は 一年の締めとしまして

お謡を納める会、本年締めくくりのお稽古会

とさせて頂きました。


予告で申し上げましたように

 連吟 老松 

    鶴亀 熊野 小袖曽我 猩々

 独吟 老松キリ 玄象キリ

 舞囃子 高砂


合計 三時間


休みなく謡い続けて

締めの会

皆様お疲れ気味にて終了致しました。


来年もまた学びは続きます。

稽古初めは 一月五日です。


一年間の稽古の中で

集中力と暗記力、表現力 忍耐力

そして 謙虚な自己顕示欲 他を慮る姿 が積み重ねの中で

要求されていきます。


少しずつ少しずつ

去年よりも少しはましな自分に向かって

サボりながら邁進です。


ともすれば

現代の人々の

無謀で投げやりで

他を顧みない心無い言動に対して


静かな美しい洗練された学びの純粋さ

個のたたずまいの姿の中で

魅せることにより


個々の沈黙の中で示していって頂きたい


後ろ姿美人とはそういう締まった姿を創ること

と考えています。


私は

つらつらとさまざま思いを込めて


くる年 2024年令和六年を

心静かに迎えたいと願っています。





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