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祇園精舎の鐘の声

  • taihukai2004
  • 2023年9月25日
  • 読了時間: 2分

諸行無常の響あり

沙羅双樹の花の色

盛者必滅のことはりを表す

奢れる者久しからず

ただ春の夜の夢の如し

猛き者も遂には滅びぬ

ひとえに風の前の塵に同じ


平家物語の冒頭です

文体の美しさ 格調高く力強い文体


声に出して読むだけで

無常感は実感として伝わってきませんか?


命ある者は必ず死ぬ

若者よ 老い衰える日は目前にある

万物は永遠ではない

今あるこの執着

私は如何にすれば良いのか


盲目の琵琶法師たちは

必ず

平家物語冒頭のこの段から語り始めました


現在諸説ある異本においても

この冒頭の文章だけは

完璧な形で今に至っています

それだけ完成されたものであったのでしょう


さて

いよいよ

9月30日(土) 10:30〜 松山三越

において

座学体験会を行います


まず

平家物語の中から

若き貴公子 敦盛 の最期

から始めてみましょう


16歳で彼の人生は終わりますが

その時に何を語り

何を静かに伝えようとしたのか?

敦盛の首を掻き切る時の

熊谷次郎直実の思い


も含め

平家物語原文の中に入り

探っていきたいと思っています


また

敦盛死してのち

始まる能楽の謡「敦盛」

の世界を読み


作者世阿弥

令和の私たちに何を伝えようとしたのか

考えていきたいと思います


そこで初めて

平家物語冒頭の文章に触れていきたい


また

の舞台での「敦盛」

目で確かめていきたいと思っています







 
 
 
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