二之丸薪能 敦盛
- taihukai2004
- 13 分前
- 読了時間: 2分

昨日
恒例の松山城二之丸薪能が
開催されました
満員の観客の中
私たち泰鳳会も
舞囃子 敦盛
で出演です
三越座学を始めとして
宇和島でも、エミフルでも
平家物語を学び
最初にこの16歳の少年を取り上げて
いよいよ
世阿弥の能 敦盛の
一番の見せ場 最後の葛藤を描く場面を
見せる時がきました
少し前の
私たちの会 第42回 鳳之会
の中でも
取り上げ リハーサル兼ねて同様にさせて頂きました
さて
ご覧になられていかがでしたでしょう?
座学カルチャーの方から
「しっかり復習をして臨みます!」
また
これを機に
「德本舞台に座ってみようか」
と思いつかれた方も
いらっしゃるようで
なんとも心強い思いをさせて頂きました
能 を見る
能 を見せる
ということ
他者にならない
傍観者にならない
それを目指す取り組みを志して
2年余
成果は
少しずつ出て来ているようです
古典文学も
芸術としての能楽も
そして
語りかける先人の魂の声も
全ては共通のもので
引いては
自分に回帰する
必ず来る
「死」を前に
合掌する私たちは
そこに何を見る
何を思う
避けては通れない課題を
考えながら
敦盛の舞囃子 最後のシテの合掌
を
私も
かたきにてはなかりけり
跡とむらひてたびたまへ
と
地頭として
大切に謡わせて頂きました
さて
次回の座学から
伊勢物語と世阿弥の杜若
を学んで参ります
草木国土悉皆成仏
お楽しみに…
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